オリンパス株が3日続落、円高とデジカメ価格下落で営業益44%減に

オリンパスの株価が3営業日続落。1日 に発表した第1四半期(2008年4-6月)連結営業利益は、前年同期比44% 減の175億円だった。デジタルカメラの販売単価下落や原材料高、円高が響い たほか、英ジャイラス社との経営統合に伴い償却費も増加した。売り気配で始 まり、株価は一時前週末比180円(5.2%)安の3310円まで下落している。

決算発表を受け、JPモルガン証券は1日付でオリンパス株の投資判断を 「Neutral(中立)」から「Underweight(売り)」に変更した。株式調査部の 森山久史シニアアナリストは、カメラ市場の単価下落やのれん代の増加のほか、 「ライフサイエンスが赤字となるなど他事業の未達リスクも考慮した」として いる。

第1四半期の事業別営業利益は、デジカメなどの映像部門が同34%減の 98億円、医療は同17%減の178億円。JPモルガンは、医療の営業利益を 200億円と予想していた。森山氏は、「買収したジャイラスののれん代が当初 予定よりも膨らみそうであることや、シナジー効果による収益性向上に若干時 間を要しているようだ」と指摘していた。