【注目株】日産、富士重、板硝子、オリンパス、アサヒ、アステラ薬

4日の材料銘柄は以下の通り。

日産自動車(7201):第1四半期(4-6月)連結決算は、純利益が前年 同期比43%減の528億円。主力の米国市場で稼ぎ頭となっていたライトトラッ クと呼ばれる大型車の販売が落ち込んだうえ、円高や北米でのリース車両残存 価値下落リスクを見込んだ引当金の計上などで、2年連続の減益となった。

富士重工業(7270):第1四半期(4-6月)連結決算は、純損益が前年同 期の3億円の赤字から14億円の黒字に転換した。ロシアや中国など新興国を 中心とした海外販売が好調に推移した。これを受けて中間期の営業および経常 利益予想を上方修正した。

日本板硝子(5202):建築用板ガラス製品を値上げすると発表した。値上 げ幅は10-20%で、9月1日出荷分から適用する。同社は1月15日に値上げ を実施したものの、その後も重油をはじめとする原燃料などの高騰が続き、コ ストアップしたことが要因。

オリンパス(7733):第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同期比 63%減の65億2000万円。円高やデジタルカメラの単価下落、原材料高が響い た。通期の利益予想は据え置いた。

アサヒビール(2502):6月中間期の連結純利益は前年同期比37%増の 189億円。広告宣伝・販売促進費の削減が想定以上に進んだ。今期(08年12 月期)の連結業績見通しを見直し、純利益は前期比7.1%増の480億円(従来 予想は470億円)と8期連続の過去最高を見込む。

アステラス製薬(4503):第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同 期比5.1%増の452億円。主力製品の販売が国内外で増加したほか、売上高原 価率が前年同期比1.1ポイント改善したことなどが寄与した。

東京精密(7729):DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出し メモリー)を中心としたメモリーの供給過剰による設備投資の抑制が続き、操 業度が低下、第1四半期(4―6月)の連結純損益は6億2300万円の赤字と なった。棚卸資産会計基準の適用に伴い特別損失が発生したことも響いた。前 年同期は15億4000万円の黒字だった。09年3月期の連結純利益予想は前期 比79%減の10億円と従来計画を14億円減額修正した。

Jパワー(9513):豪州ニューサウスウェールズ州にあるナラブライ炭鉱 の権益7.5%を取得した。最大で年間600万-700万トン規模の生産が可能な 同炭鉱から発電用の石炭を調達するため、長期契約を締結する予定。

NTTデータ(9613):独自動車メーカーBMWから同社の情報システム 子会社サークエント(本社・ミュンヘン)の発行済み株式72.9%を買い付け、 経営権を取得することで正式合意した。取得金額は非公開で、BMWは引き続 き同社株式を25.1%保有する方針。

もしもしホットライン(4708):大型スポット需要の継続により高水準の人 員稼働率が続き、第1四半期(4―6月)の連結純利益は前年同期比23%増 の12億9700万円に伸びた。

ブラザー工業(6448):工業用ミシン事業の不振が響き、第1四半期(4- 6月)連結営業利益は前年同期比23%減の92億600万円。ただ、連結純利益 は税負担の軽減により、同7.1%増の64億7400万円と増益を確保した。

山崎製パン(2212):6月中間期の連結営業利益は前年同期比32%増の140 億4200万円。売上高が伸びたことに加え、昨年12月、ことし5月と2度にわ たり、パン、和菓子製品の値上げを実施し、収益性が改善した。

大和ハウス工業(1925):第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同期 比42%減の22億5700万円。資材価格の高騰や販売費・一般管理費がかさみ、 収益を圧迫した。09年3月期の業績予想は従来計画を据え置いた。

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