7月米自動車販売:GMとフォード、トヨタで減少-トラックが不振

自動車大手各社が1日に発表した7 月の米自動車販売統計によると、ゼネラル・モーターズ(GM)とフォ ード・モーター、トヨタ自動車の販売台数が減少した。ガソリン価格の 高騰でトラック需要が減退していることに加え、米景気減速で消費者が 購入を控えていることが背景。

GMの発表によると、同社の販売台数は前年同月比27%減少した。 フォードは前年同月比15%減。トヨタの販売台数は12%落ち込んだ。ホ ンダの販売台数は1.6%減少。一方、日産は8.5%増加した。

業界全体としては8カ月連続で減少。フォードやGM、クライスラ ーといったトラックへの依存度が高い米国メーカーで特に減少した。

グローバル・インサイトのアナリスト、ジョージ・マグリアノ氏 (ニューヨーク在勤)は「非常に悪い数字だ。景気の悪化以外にも理由 があるはずだ。ガソリン価格の上昇で消費者の乗用車購入に関する考え 方が変化しつつあり、購入が控えられているようだ」と述べた。

GMの発表によると、同社の7月の米販売台数は23万5184台と、 前年同月の32万935台から減少した。同社のピックアップトラックやポ ーツ型多目的車(SUV)、バンを含むライトトラックの販売台数は 35%急減した。

フォード、トヨタ

フォードの7月の販売台数は乗用車とトラック合わせて16万1530 台。前年同月の18万9920台から減少した。同社のピックアップトラッ ク「Fシリーズ」は21%減少、SUVの「エクスプローラー」は52%落 ち込んだ。一方、小型車「フォーカス」は16%増加した。

トヨタの販売台数は19万7424台と、前年同月の22万4058台から 減少した。大型ピックアップトラック「タンドラ」の42%減を含むライ トトラックの27%減が響いた。

ホンダは13万8744台と、前年同月の14万1048台から落ち込んだ。 ライトトラックの減少が影響した。同社の営業日調整後の販売台数は前 年同月比9.2%減少だった。ホンダは主要自動車メーカーの中で唯一、 今年の販売台数が増加している。

日産の広報担当者、フレッド・スタンディッシュ氏はこの日のイン タビューで、同社の7月の販売台数が9万5319台だったと明らかにした。 同氏によると、営業日調整後では0.1%増加した。