プール前セントルイス連銀総裁:失業深刻化で政策金利は据え置きに

米セントルイス連銀のプール前総裁は1日、 ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米経済について以下のとおり 発言した。7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節 調整済み)は前月比5万1000人減少した。家計調査による7月の失業率は

5.7%(前月5.5%)に上昇した。

「予想よりわずかに堅調な結果だった。それほどの驚きはない。決定的な ニュースだとは考えていない。こうした内容の経済統計が発表される限り、連 邦公開市場委員会(FOMC)は現在の政策金利を2%で据え置くだろう」

◎米国がリセッション(景気後退)に入っているかどうかについて:

「これまでの経済統計が、リセッション入りの見方を裏付けているとは考 えていない。そうなる時期がくるのかもしれないが、今ではない。現在は経済 成長率ゼロ付近でもたついている。経済成長率がゼロをやや上回る水準でとど まった場合、それはリセッションとは言わない。ゼロを下回れば浅いリセッシ ョンの可能性が出てくる」

◎インフレについて:

「徐々に長期的なインフレの問題が積み上がっており、来年の米国経済を 脅かす可能性がある」