NYSEユーロネクストの4-6月:21%増益、欧州市場の取引増で

ニューヨーク証券取引所などを運営する米N YSEユーロネクストが1日発表した2008年4-6月(第2四半期)決算は、 前年同期比21%増益となった。欧州市場の取引高が過去最高となり、利益を押 し上げた。

発表文によると、純利益は1億9500万ドル(1株当たり73セント)と、 前年同期の1億6100万ドル(同62セント)から増加。一部項目を除いたベー スの利益は前年同期比17%増の2億ドル(同75セント)となり、ブルームバ ーグがまとめたアナリスト予想平均(同78セント)を下回った。

1-6月(上期)の取引高の高水準にもかかわらず、損失などで痛手を受け た証券会社がトレーディングを抑えるとの懸念を背景にNYSE株は低迷して いる。ユーロネクスト買収後の成長持続に向け、同社はコスト削減を進めるほか 手数料引き下げでナスダックOMXグループなどからの競争をかわそうとして いる。

昨年12月に就任したダンカン・ニーダーアウアー最高経営責任者(CEO) は発表資料で、「中核事業全体への顧客需要は引き続き強い」との認識を示した。

決算発表は1日の取引開始前。株価は7月31日までで年初来46%下落。