香港株(午前):反落、HSBC安い-週ベースは4週で最悪か

午前の香港株式相場は反落。世界経済の減速 により企業収益が悪化するとの懸念が再燃し、指標のハンセン指数は3日ぶりの 下落となっている。このまま行けば週ベースでは4週で最悪となる。

中国のアルミニウム生産最大手、中国アルミ(チャルコ、2600 HK)は1 年4カ月ぶり安値。需要鈍化への懸念に加え、値下げを明らかにしたことが響い た。英銀HSBCホールディングス(5 HK)は3日ぶり下落。来週発表の決算 が減益となるとの観測を背景に売りが出た。

2008年4-6月(第2四半期)の米成長率が事前予想を下回ったことを受 け、1日のアジアでは大半の市場で相場が下落している。グリーンスパン前米連 邦準備制度理事会(FRB)議長が米住宅市場の底打ちは「程遠い」と発言した ことも地合いを悪くした。

香港時間午後零時30分(日本時間同1時30分)のハンセン指数は前日比

447.44ポイント(2%)安の22283.66。前週末比でも2%安となり、このま ま終了すれば7月4日までの週以来で最悪となる。ハンセン中国企業株(H株) 指数は前日比2.7%安の12164.29。

フォルティス・インベストメント・マネジメントでアジア株運用に携わるデ スモンド・ティチアン氏は「アジアの成長は外的衝撃の影響を受けないと言う人 も多いが、米国から吹いてくる世界的な逆風には抵抗しきれないだろう」と話し た。

チャルコは5.4%安の7.59香港ドル。HSBCは0.9%安の127.70香 港ドル。