新光電工がストップ安、四半期収益は予想外の低水準-通期下振れ警戒

電子機器やIC(集積回路)パッケージな どを手がける新光電気工業株がストップ安(制限値幅いっぱいの下落)。一部 製品の在庫調整の影響を受けて厳しい受注環境が続いている。原材料の上昇や 円高・ドル安の進行もあり、第1四半期(4-6月)の収益が予想以上に大幅 に落ち込んだ。このため2009年3月期の業績下振れ懸念が高まった。午前終値 は前日比200円(14%)安の1247円で、東証1部の下落率ランキング4位。

同社が7月31日に開示した第1四半期決算によると、本業のもうけを示す 連結営業利益は前年同期比65%減の24億円。主力のフリップタイプのパッケー ジが、在庫調整の影響で売上高が落ち込んだ。部品別で見ると、ICリードフ レームは伸びたものの、売上高の7割強を占めるICパッケージが同11%減と 落ち込んだことが響いた。

ゴールドマン・サックス証券の高山大樹アナリストは1日付の投資家向け メモで、第1四半期の連結営業利益を35億円と予想していただけに、会社側が 発表した24億円は「大きく下振れる驚きの決算」と指摘。保守的とされていた 会社計画の未達リスクが台頭してきたという。

新光電工の09年3月期の連結営業利益予想は前期比40%減の151億円。ブ ルームバーグのアナリスト収益予想によると、12人の予想平均値は192億円で、 業績上ぶれ予想が大半。しかしGS証券は従来の167億円から143億円に修正 し、最も低い数字を見込んでいる。

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