TDK株が大幅続落-業績予想を下方修正、需要鈍化や価格下落で

電子部品のTDK株が大幅続落し、約4カ 月ぶりの下落率となっている。同社は7月31日にドイツの電子部品大手の買 収発表と同時に、今期(2009年3月期)の通期業績予想を下方修正したことが 背景。

株価は一時、前日比410円(6.3%)安の6090円と、3月27日以来の下 落率となった。午前9時57分現在では前日比370円(5.7%)安の6130円。

第1四半期(08年4-6月)の純利益は前年同期比72%減の44億円にと どまった。これに伴い中間期の純利益予想を従来に比べ35%下方修正し175億 円に、通期も15%下方修正し555億円とした。先進国で電子部品の需要が鈍化、 価格下落が想定以上に進む一方、金属など資材価格が高騰していることが理由。

同社は決算発表と同時に、ドイツの電子部品大手エプコスを株式公開買い 付け(TOB)で買収すると発表した。全株取得した場合の評価額は12億ユ ーロ(約2000億円)となる。買収資金を金融機関などからのつなぎ融資で賄 う。