米ワコビア株が01年以来の安値-アナリストが減配の可能性を指摘で

30日のニューヨーク市場で、米銀4位のワ コビアの株価が、ファースト・ユニオンによる買収で2001年に設立されて以来 の安値となった。

ワコビアの株価は前週末比69セント(4.3%)安の15.53ドルで終了。フ ォックス・ピット・ケルトン・コクラン・キャロニア・ウォーラーのアナリスト、 アンドルー・マーコード氏が減配の「リスク」を指摘したほか、ワコビアが米生 命保険大手プルデンシャル・ファイナンシャルとの証券合弁事業の株式買い取り を迫られる恐れがあると米紙ニューヨーク・ポストが報じたことが材料視された。

住宅ローン関連損失で資本が減少したワコビアは今年に入って41%の減配 を実施。約80億ドルを調達したほか、2日にはケネディ・トンプソン最高経営 責任者(CEO、当時)を更迭し、正式なCEO後任を探している。格付け会社 フィッチ・レーティングスは、最も重要な市場の一部で住宅価格が下落し、顧客 のローン返済能力が打撃を受けるとみられるなか、同行の信用格付けを引き下げ る可能性がある。

マーコード氏は30日付のリポートで「住宅関連の信用コストが厳しい状況 にあることを考慮すると、資本増強や減配を実施する銀行が増えるとみている」 と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE