米トウモロコシ先物:値幅制限いっぱいの下げ-作付面積が予想上回る

シカゴ商品取引所(CBOT)では30日、 トウモロコシ相場が値幅制限いっぱい下げ、下落率は1月以降で最大となった。 米政府が同日発表したリポートで、相場が過去最高水準まで高騰するなか今春の 作付面積が予想を上回ったことが示され、売られた。

米農務省の30日の発表によると、米国のトウモロコシの作付面積は約8730 万エーカーと、3月時点の予想を1.9%上回った。今回のリポートは、6月の第1 週と第2週に農業経営者を対象に実施した調査に加え、1993年以降で最悪の洪水 による被害を受けた中西部の農業経営者1200人を対象に先週実施した特別調査に 基づいている。トウモロコシ先物相場は先週、今月に入って10回目の最高値更新 となった。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事業担当ディレ クター、グレッグ・グロー氏は「作付面積は予想を上回っている」と指摘。「市 場の関心は、イールド(単収)や生育条件に移っていくだろう」との見方を示し た。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前週末比30セント (3.8%)安の1ブッシェル当たり7.57ドルと、1月23日以降で最大の下落率を 示した。6月27日には最高値の7.9925ドルに達した。6月の上昇率は26%と、 月間ベースでは88年6月以降で最大だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE