米リーマン:株価が8年ぶり安値-時価総額より安値で身売りとの観測

6月30日の米株式市場で米証券大手リーマ ン・ブラザーズ・ホールディングスの株価が8年ぶり安値を付けた。トレーダー によれば、リーマンが時価総額より安い価格で身売りの事態に陥る可能性がある との観測が広がった。

終値は前営業日比2.44ドル(11%)安の19.81ドルと、2000年5月以来の 安値を付けた。オプションの値動きは、トレーダーがリーマン株の一段の下落を 見込んでいることを示している。7月18日に行使期限を迎えるプットオプショ ン(17.50ドルで売る権利)は2倍以上上昇し1.89ドルとなった。

USグローバル・インベスターズ(テキサス州サンアントニオ)のシニアト レーダー、マイケル・ナスト氏は「リーマンが買収される可能性があるとの憶測 が広がっている」と述べた上で、「この数週間、リーマンに関する好材料はなく、 買収価格はリーマンの株主にとって最善なものにはならない公算がある」と指摘 した。

S&P500種株価指数の金融株指数は2.1%低下し、5年ぶりの低水準とな った。リーマンや住宅ローン保証大手のMGICインベストメントが安い。

リーマンの広報担当、アンドルー・ガワーズ氏は、同社の方針として憶測に はコメントしないと述べた。

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