欧州債:2年債、3週間ぶり大幅安-インフレ加速で利上げ観測強まる

欧州債相場は下落し、独2年債相場はここ3 週間で最大の下げとなった。6月のユーロ圏インフレ率が過去16年余りの最高水 準となったことを受けて、金融当局者が利上げするとの観測が強まったことが背景。

2年債利回りは今月5日以来で最大の上昇。4-6月期の同国債価格は四半期 ベースで少なくとも17年ぶりの大幅安となった。6月のユーロ圏インフレ率は 4%と、5月の3.7%から加速。欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会の アルムニア委員(経済・通貨担当)はこの日、インフレ率について「深く憂慮する に」と語った。

ドレスナー・クラインオートの債券ストラテジスト、クリストフ・リーガー氏 (フランクフルト在勤)は「今週の利上げは既に決まったようなものだ」と述べ、 「当局者は1回の利上げだけでは十分ではないことを示唆するだろう。短期債利回 りはさらに上昇する余地がある」と語った。

ロンドン時間午後5時43分までに、2年債利回りは前週末比16ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上げ4.59%となった。4-6月期では117bp 上げ、1990年以来で最大の上昇となった。同国債(2010年6月償還、表面利率

4.75%)価格は前週末比0.30ポイント下げ100.27。10年債利回りは9bp上 げ4.62%。

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