英国債:10年債下落、利回り5.14%-四半期では1994年来の大幅安

英国債市場では、10年債相場が下落し、4 -6月期は四半期ベースで1994年以来で最大の下げとなった。インフレ加速への 懸念が高まったのに加え、原油相場が過去最高値を更新したことが背景。

イングランド銀行が年内に利上げするとの観測が強まったことを受け、2年相 場も下落した。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した6月 のユーロ圏インフレ率は4%と、5月の3.7%から加速し、ここ16年余りで最も 高い伸びとなった。原油先物相場はバレル当たり143ドルを初めて突破した。

カリヨンの債券戦略責任者、デービッド・キーブル氏(ロンドン在勤)は、 「ユーロ圏のインフレ加速をきっかけとするインフレ懸念が英国債の動向を左右し た」と指摘し、「最高値水準にある原油相場を受けて、この日の国債相場は世界的 に大きな打撃を受けた」と語った。

ロンドン時間午後4時52分現在、10年債利回りは前週末比10ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ5.14%。4-6月期では79bp上昇と、 1994年4-6月期以来で最大の上げとなった。同国債(償還2018年3月、表面 利率5%)価格は前週末比0.78ポイント上げ98.97。2年債利回りは前週末比 9bp上げ5.22%。

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