津田財務次官:財政健全化への取り組みを評価-日本国債格上げで(2)

財務省の津田広喜事務次官は30日夕の定例 会見で、米格付け会社ムーディーズが日本国債の格付けを「A1」から「Aa 3」に1段階引き上げたことについて、日本政府の財政健全化への取り組みと、 経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が比較的良好なことが評価された との認識を示した。

津田次官は格付け引き上げについて「これまでわが国が国、地方を合わせ て、財政の健全化ということに着実に取り組んできていることが認識されてい るのかと思う。国際的にみれば、経済のファンダメンタルズは、比較的良好だ という国際的な評価も得ているせいかなと思う」と述べた。

一方、最近の株式市場や為替市場の動向について「市場の数字、株価、為 替にしても日々の動きというのは、さまざまな要因で決まってくる」とした上 で、「それぞれの要因とか水準についてはコメントを差し控える」と語った。

米国経済については、「住宅投資の減少がまだ続いているという風に聞いて いる。足元でみれば、消費の伸びの鈍化がみられる。雇用者数も今年に入って 減少を続けるということで、弱含みの状況にある」と指摘。同国の今後の経済 動向と金融市場の動きを注意してみていく考えをあらためて示した。

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