経産省:7-9月粗鋼需要は前年比2.2%増へ-過去最高、仮需懸念も

経済産業省は30日、2008年度第2四半期(7 -9月)の鋼材需要が前年同期比2.2%増の3056万トンとの見通しを発表した。 四半期としては1973年度第3四半期(10-12月)以来の水準で、第2四半期と しては過去最高を見込む。内訳は普通鋼が前年同期比2.1%増の2191万トン、 特殊鋼が同7.4%増の560万トンなどとなる見通し。

普通鋼の用途別需要見通しは、改正建築基準法の影響が減少しつつある建 築向けが前年同期比3.2%増える。造船(5.4%増)、産業機械(4.1%増)も新 興国向け需要がけん引し増える見込み。ただ、鉄鋼原料価格の高騰を受けた鋼 材価格の相次ぐ値上げで、春以降に国内の流通市場では仮需要が発生している とみられ、在庫水準が緩やかながら増加傾向にあり、今後の動向は不透明とし ている。

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