メキシコのアメリカ・モビル:4-6月に株価が6年で最大の下げへ

中南米最大の携帯電話サービス会社、メキシ コのアメリカ・モビルはこのまま行けば、株価が2008年4-6月(第2四半 期)に過去6年間で最大の四半期ベースの下げとなる公算が大きい。加入者の伸 び鈍化と、当局による同社への監視強化が響いたもようだ。

パリ・キャピタルのアナリスト、ウォルター・ピエシク氏(ニューヨーク在 勤)は、顧客の増加率が20%を上回るのは08年4-6月期が最後になるかもし れないと指摘。メキシコとブラジルで加入する新規ユーザーが少なくなっている ため、今後、顧客増加率は10%に低下する可能性があると予想した。

ピラミッド・リサーチによれば、年末までに中南米の携帯電話を所有する人 の割合はおよそ80%と、03年の23%から大幅に伸びた。このため残る約20%を めぐり、スペインのテレフォニカとの競争は激化している。テレフォニカのメキ シコ部門は同国2位の携帯電話会社。

ベクトル・カーサ・デ・ボルサのアナリスト、マルティン・ララ氏は顧客の 増加率について、「伸び率が低いわけではない。ただ依然のような素晴らしい伸 びではないということだ」と指摘。「このため人々は神経質になっている」と説 明した。

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