中国株(午前):下落-CSI300指数、月間ベースで過去最悪に

30日午前の中国株式相場は下落し、CSI 300指数の月間ベースでのパフォーマンスは過去最悪となりそうだ。当局がイ ンフレ対策として利上げを実施するとの観測が広がっている。

人民元とドルの両通貨建てクレジットカード発行で中国最大手の招商銀行 (600036 CH)と米シティグループが出資する上海浦東発展銀行(600000 CH) が金融株の下げを主導している。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は、午前中は上昇と下落を繰り返す展開となり、現地時間午前11時 半(日本時間午後零時半)現在、前週末比44.67ポイント(1.6%)安の2771.35。 値下がり銘柄と値上がり銘柄の割合は約4対1。

パシフィック・サン・インベストメント・マネジメントのマネジングディ レクター、アンディ・マンテル氏(香港在勤)はブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、「より詳細に調査しているが、中国本土で上場していない 中国企業により高い価値と業績の伸びを発見しつつあるところだ」と説明し、 「私なら、やや慎重になるだろう」と述べた。

過去最高値圏にある原油価格とここ10年余りで最高水準のインフレ率が 企業利益に打撃を与え、個人支出を抑制するとの懸念から、CSI300指数は 今年に入り48%安と、下落率は世界の主要株式指標のうちで最大となっている。 6月は23%値下がりし、月間ベースのパフォーマンスは2005年4月の同指数 導入以来で最悪となりそうだ。

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