6月の英消費者信頼感:90年来の低水準、住宅価格低下で-GfK

英調査会社GfK・NOPが30日発表し た6月の英消費者信頼感指数は、1990年3月以来の低水準だった。住宅価格が 全国規模で下落したことが響いた。

2001人を対象に実施した調査によると、6月の英消費者信頼感指数は前月 比5ポイント低下のマイナス34。6月の英住宅価格指数は5月から1%低下と、 ロンドンに拠点を置く調査会社ホームトラックが2001年に同指数を開始して 以来で最大の下げとなった。

政策当局者らが利上げを検討するなかで、イングランド銀行のキング総裁 は先週、インフレを抑制するために経済成長は減速する必要があるとの見解を 示していた。リセッション(景気後退)の脅威が広がるなか、就任後1年を迎 えたブラウン英首相の支持率は第2次世界大戦以降で最低。サッチャー元英首 相は、ロンドンで暴動がおき信頼感が低下した90年、退陣に追い込まれている。

GfKの調査担当者、レイチェル・ジョイ氏は資料で、「インフレ加速や 悲観的な金利見通し、燃料費高騰、公共料金・食品価格などがトップニュース となるなか、経済全般への信頼感が急低下状態となるのも驚きではない」と指 摘した。

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