イズミが反発、食料品の価格据え置きで顧客集める-第1四半期は増益

山陽地方を地盤にスーパーを展開するイズ ミの株価が一時、前週末比79円(4.9%)高の1677円と反発。食料品などの相 次ぐ値上げで節約志向が高まるなか、販売価格を据え置いた食料品が消費者の 支持を得た。新規出店も寄与し、2008年3-5月(第1四半期)は増収増益を 確保した。付加価値の高い羽毛布団などの販売も好調で、厳しい環境下でも収 益を確保していく企業と評価されている。

第1四半期の連結営業利益は前年同期比4.6%増の61億5900万円。同社・ 財務部の小田豪課長によると、衣料品は低迷したものの、食料品の値段据え置 きセールを実施して集客数の増加につなげた。据え置き品目数は1月が200品 目だったが、5月には700品目まで拡充し、顧客の節約志向の高まりに対応で きたとしている。

さらに、羽毛布団や高級調理器など他店にない品揃えで差別化を図ったこ とも増益につながった。羽毛布団の通信販売では1万円以下のものがある反面、 高いものは5万円台。このためイズミでは、卸売などから独自のルートで仕入 れ、販売価格を1万-3万円台に設定。「高級な羽毛布団を手ごろな価格で提 供できるようにした」(小田氏)ことで売上高が伸びたという。

09年2月期の業績予想は据え置き。連結営業利益予想は前期比6.5%増の 264億円。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト3人の予想平均値は 265億6700万円で、会社計画は達成できるとみられている。10年2月期の予想 平均は284億6700万円で、増益基調が継続するとの見方が多い

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