原油相場は年内に170ドルに上昇へ、ドル安など原因で-OPEC議長

石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長 (アルジェリア・エネルギー鉱業相)は28日、ドル安や政情不安を理由に原油 相場が年内に1バレル=170ドルに上昇するとの見通しを示した。

ヘリル議長は電話インタビューに応じ、「米国で夏期の燃料需要が拡大し、 引き続きドル安・ユーロ高が進行するなかで、原油相場は170ドルに達する見 込みだ」と指摘した。

ヘリル議長によると、イランに対する政治的圧力やドル安が原油相場の急騰 を招いている。ニューヨーク原油先物相場は1年で2倍強に上昇しており、27 日には一時1バレル=142.99ドルと、過去最高値を更新した。

同議長は「市場には国際需要に対応するのに十分過ぎるほどの原油がある」 と語り、原油高は供給に連動したものではないとの認識を示した。また「米金融 当局と欧州中央銀行(ECB)の政策がドル安を促し、それが原油相場を押し上 げた」と強調した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE