ヒマラヤ株が年初来高値、ゴルフ順調で9カ月利益が通期計画を超過

スポーツ用品店をチェーン展開するヒマラ ヤの株価が4営業日続伸。一時は前週末比35円(6.7%)高の555円まで買い 進まれ、年初来高値を更新した。ゴルフクラブの買い替え需要が盛り上がって いる。ゴルフ部門がけん引役となって足元の収益が拡大、2008年8月期業績の 上振れを期待した買いが入っている。

この日の高値555円は、2007年12月26日以来の高水準。3月19日に付け た直近安値の340円からは63%高い水準に相当する。

ヒマラヤが6月27日の取引終了後に発表した07年9月-08年5月期(9 カ月累計)業績によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比81% 増の15億4800万円となり、会社側の通期目標値(14億7000万円)を既に上回 った。ゴルフクラブやゴルフウエアなどのゴルフ用品に加え、野球、サッカー、 トレーニングウエアなどの衣類が堅調に推移した。

据え置かれた通期業績計画は、売上高が前期比15%増の430億円、営業利 益が同60%増の14億7000万円で、9カ月累計業績の進ちょく率は、売上高が

75.2%、営業益が105.3%。会社側は、第4四半期にアクロス鈴鹿(三重県鈴鹿 市)など3店を出店する関係で販売管理費が増大すると説明している。

東海東京調査センターの細井克己シニアアナリストは、「増額修正を出し てもおかしくない状況であり、会社側はかなり慎重だ。きょう買われているの は業績上振れ期待そのもの」と指摘、投資判断「平均以上」を継続している。

東海東京証では今期1株利益(EPS)を51円と試算し、会社計画の45 円06銭を13%程度上回るとみている。細井氏は「アルペンなどの競合スポーツ 関連銘柄の株価収益率(PER)が15倍前後で推移しているのを勘案すると、 ヒマラヤの現状の株価は割安。当社のEPS予想の15倍に相当する765円くら いまで評価余地がある」と述べていた。

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