しまむら株は5年ぶり安値圏、生活防衛で衣料品販売低迷-四半期減益

衣料専門店チェーンのしまむらの株価が2003 年5月以来の安値圏で推移。ガソリン高や食料品の値上げなどで消費者の生活 防衛意識が高まり、衣料品に対する支出が減少している。足元の業績が会社計 画を下回っているため、売りが続いているようだ。

株価は前週末比50円(0.8%)安の6450円で取引を開始した。午前9時26 分現在は0.2%高の6510円で、27日に付けた52週安値6340円よりやや高い水 準で売り買いが交錯している。

しまむらが27日の取引終了後に公表した2008年3-5月期(第1四半期) 業績によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比7.8%減の76億 円となり、上半期の目標値(183億円)に対する進ちょく率が41%にとどまっ た。既存店売上高が低迷したほか、商品在庫も9%増加し、夏物商戦での苦戦 が予想される内容だった。主力の「しまむら」業態は6月度の既存店売上高が 前年同月比9.4%減と落ち込んだ。3-6月の4カ月累計では前年同期比5.8% 減と想定を下回っている。

東海東京調査センターの浅場美穂シニアアナリストは、「しまむらの場合、 地方の郊外店が主体のため、衣料品を節約する動きに巻き込まれている。予想 以上に業況が厳しく、通期業績予想の下方修正が必要だ」と話し、従来の投資 判断「2(買い)」を引き下げる方向で検討を始めたという。

6月27日付で投資家向けリポートを発行した4人のアナリストの今期営業 利益見通しの平均は336億円。据え置かれた会社計画の390億円(前期比12% 増)より14%低い。ゴールドマン・サックス証券がしまむら株の目標株価を9600 円から7200円に引き下げたほか、クレディ・スイス証券も目標株価を8800円 から7200円に変更した。

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