「ウォーリー」が6250万ドルで初登場首位-週末の北米映画興行成績

週末の北米映画興行収入ランキングで、 人類がいなくなった地球に取り残されたロボットを題材としたアニメ作品「ウ ォーリー」(ウォルト・ディズニー傘下ピクサー制作)が6250万ドル(約66 億4000万円)で初登場首位となった。ピクサー作品の第1週興行成績では歴 代2位。

調査会社メディア・バイ・ナンバーズが29日、電子メールで公表した資 料によると、同じく初登場でアンジェリーナ・ジョリーが演じるアクション作 品「ウォンテッド(原題)」は2位。興行収入は5110万ドルだった。

ボックス・オフィス・モジョのブランドン・グレイ社長は「ピクサーはこ れまでコンピューターアニメを9作品制作し、全作品が初登場首位となった」 と指摘。「ほぼ間違いなく映画産業で最強ブランドの1つだ」と述べた。

ウォーリーは、地球型廃棄物処理ロボットで、宇宙船で暮らすために地球 を捨て去った人類が残したごみを片付け続けていた。そこへ生命の兆候がみら れたとして地球に派遣されてきた別のロボット「イブ」と恋に落ちる。

調査会社ハリウッド・ストック・エクスチェンジによると、ウォーリーの 興行収入は6900万-7300万ドルと予想されていた。ピクサー作品の第1週の 成績での最高記録は2004年公開の「Mr.インクレディブル」の7050万ドル。

ウォーリーとウォンテッドが健闘し、全体の興行収入は5週連続で増加。 夏季の興行収入は、過去最高だった昨年の41億8000万ドルを超える可能性が 高まった。夏季がスタートした5月以降の興行収入は、前年同期を5.5%上回 っている。

メディア・バイ・ナンバーズまとめの興行収入上位10作品は以下の通り。 興行収入は先週末の実績および推定値の合計。

作品名             興行収入   劇場数  週 劇場平均  変化率 興行収入合計
                  (百万ドル)             収入(ドル) (%) (百万ドル)

1.  Wall-E           $62.5   3,992     1   $15,656    --   $62.5
2.  Wanted            51.1   3,175     1    16,100    --    51.1
3.  Get Smart         20.0   3,915     2     5,109   -48    77.3
4.  Kung Fu Panda     11.7   3,670     4     3,201   -46   179.3
5.  Hulk               9.2   3,349     3     2,755   -58   115.5
6.  Love Guru          5.4   3,012     2     1,806   -61    25.3
7.  Crystal Skull      5.0   2,556     6     1,968   -41   299.9
8.  The Happening      3.9   2,483     3     1,551   -63    59.0
9.  Sex and the City   3.8   1,775     5     2,148   -42   140.1
10. Zohan              3.2   2,147     4     1,490   -57    91.2
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