【個別銘柄】高島屋、新日石、クリード、日風力開発、イズミ、旭化成

30日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは以下の通り。

高島屋(8233):午前終値は前週末比1.5%安の961円。一時4.1%安の 936円まで下げ、52週安値を連日で更新した。主力の百貨店事業で高額品や衣 料品販売が低迷し、2008年3-5月(第1四半期)の連結純利益は前年同期 比1.4%減の45億円。販売基調が弱く、今期(09年2月期)の連結売上高予 想も下方修正した。

石油関連株:国際石油開発帝石ホールディングス(1605)は3.9%高の 133万円と大幅反発。27日のニューヨーク原油先物相場は、ドル安を背景に一 時1バレル=142ドル台まで買われ、過去最高値を更新した。関連銘柄には販 売価格の上乗せ期待が高まっている。

新日本石油(5001):6.3%高の706円と3日ぶり反発。九州石油を8月 下旬に完全子会社化し、10月1日付で統合する。原油価格の高騰で内需が減 少するなか、経営統合によって構造改革を進め、堅調なアジア地域の需要にこ たえる体制づくりを本格化させる。

クリード(8888):3.5%安の9万1200円。一時11%安の8万4500円と ストップ安。世界的な金融市場の混乱で海外公募商品の組成を断念したことな どから、2008年5月期の連結営業利益は従来予想比29%減の88億円になった ようだと発表した。配当予想も500円引き下げ、2000円にした。

日本風力開発(2766):ストップ安水準にあたる12%安の37万4000円 売り気配。公募と第三者割り当てで1万7000株の新株を発行するほか、オー バーアロットメントを含み3000株を売り出し、約68億円の資金を調達すると 発表。1株当たり価値の希薄化につながると受け止められた。調達資金は子会 社の設備投資、投融資資金に充当するという。

イズミ(8273):1.1%高の1615円と反発。食料品などの相次ぐ値上げで 節約志向が高まるなか、販売価格を据え置いた食料品が消費者の支持を得た。 新規出店も寄与し、2008年3-5月(第1四半期)は増収増益を確保した。 付加価値の高い羽毛布団などの販売も好調で、厳しい環境下でも収益を確保し ていく企業と評価されている。

ウェザーニューズ(4825):3.6%高の1375円と続伸。航海気象を中心と した海事気象や、冬季の雪氷対策支援などでサービス提供範囲を広げた道路気 象といった交通気象などが成長し、2008年5月期の連結純利益は前の期比219 倍の8億7500万円と拡大した。今期も前期比14%増の10億円とさらに伸ば す計画を示し、足元の良好な収益環境を評価する買いが優勢となった。

TOKAI(8134):4.6%高の502円と3日続伸。コモディティスワッ プ取引の利益や有価証券売却益の発生で、2009年3月期の連結純利益は前期 比4.2倍の22億円と、従来計画から21%上ぶれる見通しと発表した。

セプテーニ・ホールディングス(4293):1.5%高の13万6000円と反発。 同社は傘下企業を通じてインターネット広告代理事業などを展開。ヤフー (4689)を割当先とした7000株の第三者割当増資を行う。調達資金の9億 7300万円は、M&A資金やネット広告における人材育成、新商品開発に絡む システム投資などに充当する予定。ヤフーは0.4%安の4万1150円。

旭化成(3407):1.6%高の561円と3営業日ぶりに反発。原油高に伴う ナフサ高騰を受け、石油化学製品の基礎原料エチレンを減産することを検討し ている。同社広報室の中村雅夫課長が30日、ブルームバーグ・ニュースの電 話取材で明らかにした。実現すれば、同社のエチレン減産は約10年ぶりとな り、製品だぶつきによる採算悪化への警戒感が和らいだ。28日付の日本経済 新聞夕刊は、同様の内容を先に報じていた。

新神戸電機(6934):1.9%高の965円と続伸。野村証券は30日、投資判 断を新規「2(買い)」と設定した。

スター精密(7718):1.3%安の1657円と続落。KBC証券は27日、投 資判断を「ポジティブ」から「中立」に引き下げた。

しまむら(8227):3.4%高の6720円。取引開始直後は1.2%安の6420円 まで下げる場面があった。ガソリン高や食料品の値上げなどで消費者の生活防 衛意識が高まり、衣料品に対する支出が減少。足元の業績が会社計画を下回っ たため、ひとまず売りが先行した。ただ中間期や通期の業績予想を据え置いた ことから、売り一巡後は上昇に転換。

ヒマラヤ(7514):2.3%高の532円と4営業日続伸。一時6.7%高の555 円まで買い進まれ、年初来高値を更新した。ゴルフクラブの買い替え需要が盛 り上がっている。ゴルフ部門がけん引役となって9カ月累計利益が08年8月 通期の計画を上回ったため、業績上ぶれを期待した買いが入っている。

イーコンテクスト(2448):ストップ高水準にあたる9.4%高の5万8000 円買い気配。米マイクロソフト社とオンライン販売サイトの構築・運営を一括 受託する契約を結んだと発表した。

カウボーイ(9971):32%安の51円と急落。08年9月期の半期報告書の 提出が遅延すると発表した。ジャスダック証券取引所は7月1日から同社株を 監理ポストに割り当てる。

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