カタール:原油供給は十分、増産の方針はない-エネルギー相が表明

カタールのアティーヤ・エネルギー・産業 相は29日、原油供給は十分にあるとして、サウジアラビアが先導する増産に加 わらない方針を明らかにした。

アティーヤ・エネルギー相はマドリードでブルームバーグのインタビュー に応じ、「供給不足をめぐるパニックは聞いたことがない。価格が高いというだ けだ」とし、「市場には多くの積み荷がある」と語った。

原油相場が過去最高値圏に上昇し、世界的なインフレ上昇や景気減速を招 くなかで、カタールはアラブ首長国連邦(UAE)やクウェートに続き、増産 を拒否する姿勢を示した。カタールは石油輸出国機構(OPEC)加盟国とし ては3番目に小さい。

同相は現時点で増産しないことを決めていることについて、原油の貯留層 への悪影響を回避するためだと指摘した。こうした悪影響はより多くの原油を 確保するため追加的な圧力が加わったときに起こり得る。「貯留層にとって適切 な水準で生産している」と説明した。

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