マイクロソフト会長:ウェブ広告の成長見逃しは「失敗」-常勤最後

ソフトウエア最大手、米マイクロソフトのビ ル・ゲイツ会長は27日、同社最大の「失敗」はインターネット広告の伸びなど、 ハイテク業界の変化を予想できなかったことだとの認識を示した。同会長はこの 日が常勤として最後だった。

ゲイツ会長は「ソフトウエア業界にあれば、この先の変化を読んでいかねば ならない。われわれは検索や広告といった流れを見逃してしまった。同分野は成 長して非常に重要になった」と語った。

同氏は1975年にマイクロソフトをポール・アレン氏と共同創業。同社はソフ トウエアで最大手となったものの、オンライン広告分野でインターネット検索最 大手の米グーグルに追いつかねばならない。マイクロソフトは5月にポータル(玄 関)サイト運営大手、米ヤフーに475億ドルの買収案を提示したが、両社は金額 で折り合えず、買収は実現しなかった。

約800人の従業員とのこの日の会合で、ゲイツ会長とスティーブ・バルマー 最高経営責任者(CEO)はお互いの出会いやマイクロソフトでの日々を振り返 った。バルマーCEOはゲイツ会長にスクラップ帳を進呈。両者の目には涙があ ふれた。

マイクロソフトの同日株価終値は前日比12セント安の27.63ドル。年初来で は22%下落。

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