ヘッジファンドの米SAC、傘下シグマの債券投資部門閉鎖へ-関係者

スティーブン・コーエン氏が経営するヘッジ ファンド会社、SACキャピタル・アドバイザーズは傘下のシグマ・キャピタル・ マネジメントで債券など債務へ投資する部門を閉鎖する。この決定に詳しい関係 者2人が明らかにしたもので、広範な債券トレーディング縮小の一環という。

匿名の同関係者によれば、同部門は今月30日に閉鎖され、従業員約8人が削 減される。SACキャピタルの債券投資を拡大するため2007年に米証券ベアー・ スターンズから採用されたマーク・デービーズ氏は、退社するという。

同関係者の1人によれば、SACキャピタルは債券トレーディングの中心を 変更しつつあり、これまで債券資産で運用してきた資金の一部を株式に移す。同 社の広報担当、ジョナサン・ガスサルター氏はコメントを控えた。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場崩壊に端を発した 世界的な信用危機を受け、セールフィッシュ・キャピタル・パートナーズやペロ トン・パートナーズなど一部ヘッジファンドは今年、運用するファンドの清算や 閉鎖に追い込まれた。調査会社ヘッジファンド・リサーチによれば、運用成績が 最悪のグループに債券投資のヘッジファンドが含まれている。

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