メルシュ氏:ECBはインフレ抑制に必要なあらゆる措置を取る

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ーのメルシュ・ルクセンブルク中央銀行総裁は27日、ECBはユーロ圏のイン フレを抑止するために必要なあらゆる措置を取ると表明した。

同総裁はカザフスタンでインタビューに応じ、「ECBの第一の使命であ るインフレ抑制を実現するために、必要なあらゆる措置を取る」とし、「EC Bの使命は欧州条約によって規定されている。条約にはECBの第一の目標が 物価安定だと明記されている」と語った。

ECBのトリシェ総裁は7月に0.25ポイントの利上げを実施する可能性を 示唆している。現行政策金利は4%。市場の動向は政策金利が年末までに4.5% になるとの観測を示唆している。

メルシュ総裁は「アナリストの言っていることを、その通りだと肯定する ことはできない」として、「ECBは政策委員会のたびに情報に基づいて決定 を下す。あらかじめ政策を決めておくことはしない」と述べた。

利上げが景気に打撃を与えるのではないかとの問いに対しては「ECBは 米連邦準備制度のような使命を課せられてはいない」と答えた。米金融当局は インフレ抑制に加えて成長と雇用創出を支えることも使命としている。

メルシュ総裁は「成長率は物価に影響する。従って、その意味でECBは 成長も考慮に入れていることになる」と指摘した。ECBの次回政策委員会は 7月3日。

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