6月の独消費者物価指数:前年比3.4%上昇-燃料価格の上昇で(2)

ドイツ連邦統計庁が27日発表した6月のド イツ消費者物価指数(速報値)は欧州連合(EU)基準で前年同月比3.4%上 昇した。伸び率はエコノミスト予想を上回り、同基準が採用された1996年以 来の高水準となった。エネルギーコストの大幅上昇が要因。5月は3.1%上昇 だった。

6月は前月比では0.4%上昇。ブルームバーグ・ニュースがエコノミストを 27人を対象にまとめた調査の中央値では、前年同月比3.3%上昇、前月比0.3 %上昇が見込まれていた。

記録的水準にあるエネルギー価格がユーロ圏のインフレを押し上げ、消費 者や企業の購買力を圧迫している。景気減速の兆候が見られるなかでも、欧州 中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、同行が来週に政策金利を0.25ポイン ト引き上げ4.25%にする可能性を示唆している。

シティグループのエコノミスト、ユルゲン・ミヒェルス氏(ロンドン在勤) は、「物価上昇の勢いは依然として極めて強い」と指摘し、「ECBは来月利 上げをするとともに、インフレへの高い警戒姿勢を維持するだろう」との見方 を示した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめた調査では、6月のユーロ圏インフレ 率は3.8%と、5月の3.7%から加速すると見込まれている。EU統計局(ユー ロスタット)は30日に速報値を発表する。

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