三菱UFJ社長:「システム障害、申し訳ない」―株主総会集中日

株主総会集中日の27日、三菱UFJフ ィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、住友信託銀行、 中央三井トラスト・ホールディングスの大手金融グループが相次いで株主総 会を開催した。5月のシステム統合時に一部で障害があった三菱UFJの畔 柳信雄社長(66)は、冒頭で「いくつかの障害が発生し、株主の皆様にご心 配をおかけした。誠に申し訳ございません」と謝罪した。

畔柳社長は「反省を踏まえてシステム統合を完遂し、統合メリットをフ ルに発揮、収益力を高めたい」と決意を示した。三菱東京UFJ銀行広報部 の竹内崇氏によると、2285人が出席、所要時間は2時間33分だった。株主 からはサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの影響や配当方針、 個人客向け戦略などについて質問が寄せられた。

三井住友の総会では、サブプライム住宅ローンの影響、25日に傘下の三 井住友銀行が発表した英銀行バークレイズへの資本参加についての質問が あった。広報担当の坂元俊英氏によると、北山禎介社長(61)は「サブプラ イム関連商品は早めに売却に踏み切ったため、影響は軽微だった」と説明。 バークレイズとの資本・業務提携は「今後業務協力について詰めていきたい」 と述べるにとどまった。参加株主は608人、所要時間は1時間41分だった。

中央三井は、今後の資本調達の選択肢を増やす目的で、社債型優先株の 発行ができるように定款を変更したほか、公的資金返済計画で迅速な意思決 定をするため、株主総会の決議事項だった自己株の取得を取締役会決議でで きるようにした。広報室の中村剛課長によると、参加株主数は141人、所要 時間は1時間15分。

また、住友信託銀の総会には293人の株主が参加。広報室の酒本琢也課 長によると、株券電子化への対応、サブプライム住宅ローンで追加損失はな いのかなどの質問があった。

いずれの総会も報道陣には非公開。

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