6月のユーロ圏小売業景気指数:44.0に低下-燃料・食品高響く(2)

ブルームバーグ・ニュースが27日発表した6 月のユーロ圏小売業景気指数(季節調整済み)は44.0と、前月の53.1から大きく 低下した。燃料や食品の大幅な価格上昇が家計に打撃となり、小売業の雇用状況や 景況感が悪化し、縮小・拡大の分かれ目となる50を下回った。

6月の指数は、2004年1月の統計開始以来で2番目に低い水準となった。統 計はマークイット・エコノミクスがまとめた。

コスト上昇や16年ぶり高水準のインフレ率が、家計所得に悪影響を与え、消 費者信頼感を押し下げた。原油相場が1バレル=140ドルを突破するなか、仏小売 り最大手のカルフールはこの日、利益見通しを下方修正した。

フォルティス銀行のエコノミスト、ニック・コーニス氏(アムステルダム在 勤)は「短期的に食料品とエネルギー価格の上昇が見られ、家計の購買力が実際に 打撃を受けている」と指摘し、「これが景況感にも影響を及ぼしており、4-6月 期の景気がかなり弱まった兆候がみられる」と語った。

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