バークレイズ証券の森田氏:鉱工業生産、4-6月は2期連続低下へ

バークレイズ・キャピタル証券の森田京平チ ーフエコノミストは、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、経済産業 省が朝方発表した5月の鉱工業生産指数などについて語った。主な発言内容は以 下の通り。

5月の鉱工業生産について:

「5月自体はプラスで出てきたが、事前の生産予測に比べるとプラス幅が小 さかったということで、予定より生産活動は抑制された形で具体化している」

4-6月期の見通しについて:

「6月の数字をそのまま当てはめるのであれば、4-6月期は0.3%ぐらい の低下になると考えている。現状の予測調査でもだいたいそれぐらいの数字が出 てきている。そうすると2四半期連続のマイナスとなり、なおかつ2002年に始 まった今回の景気回復局面で初めての2四半期連続マイナスとなる」

今後、後退局面に入っていくか:

「一方で、在庫の調整が非常にうまくいっているという点を無視することも できない。意図せざる在庫が積み上がって、在庫を調整するために大きく生産を 抑制しなければならない、という局面には日本はまだ至っていない。当面7-9 月期に向けて調整局面は続き、その先については輸出次第というところもあるが、 今のところ本格的な景気後退シナリオを年末に向けて当てはめる必要はまだな い」

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