ブッシュ米大統領:北の核申告引き出すも次期政権に難題持ち越しか

専門家によれば、ブッシュ米大統領は北朝鮮 の核計画申告を引き出すのに成功したものの実質的な意味は小さく、両国の意見 が対立する最も難しい問題は来年1月に発足する次期政権に持ち越しとなる可能 性がある。

北朝鮮は26日、履行期限から約半年遅れで核計画の申告を行った。その見 返りとしてブッシュ政権は北朝鮮への対敵国通商法の適用をとりやめ、議会に対 し45日以内にテロ支援国家指定を解除するよう通告した。

米戦略国際研究センター(CSIS)で核拡散問題を研究するジョン・ウォ ルフスタール氏は北朝鮮の核申告について、「これはほんのわずかな進展でしか ない」と指摘。「私が最も望んでいることは、次期政権の課題となる公算があ る」と予想した。同氏は米エネルギー省のため北朝鮮の寧辺にある核施設の調査 を行った。

ブッシュ大統領は26日、今後の北朝鮮との交渉における課題について、「わ れわれは依然として、北朝鮮の人権問題、ウラン濃縮活動、核実験と拡散、弾道 ミサイル計画、韓国など近隣諸国への脅威を深く懸念している」と語った。

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