5月の米個人消費0.7%増か、6月消費者マインドは低下へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関72社を対象に実施した調査によると、27日発表される5月の米個人消費支 出(PCE)は前月比0.7%増(中央値)と、戻し減税効果で半年ぶりの高い 伸びとなりそうだ。4月は同0.2%増だった。

同日公表の6月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(確定値) は56.7(55社の中央値)で、1980年以来の低水準に落ち込んだとみられてい る。

米消費者は5月に戻し減税で自家用車にガソリンを満たし、電子製品や衣 料品、家具を購入、景気拡大の持続に寄与した。ただ同時に、消費者信頼感が 低下し、雇用が失われ、融資が引き締められていることから、戻し減税効果が 弱まった場合に成長が行き詰まるリスクは高い。

RBSグリニッチ・キャピタルのチーフエコノミスト、スティーブン・ス タンレー氏は「消費は財政刺激策の影響が消えるころに崩れそうだ」と指摘。 経済は「2009年初めまではあまり加速しないかもしれない」と述べた。

PCEは商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは、前月比0.1%増から1%増。個人所得 は前月比0.4%増(70社の中央値)と、4月の0.2%増から加速が見込まれて いる。

同統計の1項目であるPCEコア価格指数は、前月比0.2%上昇(53社の 中央値)と、4月の0.1%上昇と比べ、インフレの加速を示しそうだ。コア価 格指数は前年同月比では2.2%上昇(27社の中央値)し、昨年12月以来の大 幅な伸びとみられている。

ロイター・ミシガン大学消費者マインド指数は、午前10時に発表される。 確定値は13日に発表された速報値と同水準になる見通し。5月は59.8だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE