米GMなど自動車業界、敗訴-カリフォルニア州CO2排出規制の阻止で

米自動車最大手のゼネラル・モターズ(G M)と米自動車業界2団体がカリフォルニア州で導入予定の二酸化炭素(CO2) 排出規制の施行停止を求めていた訴訟で、カリフォルニア州の米連邦地裁のア ンソニー・イシイ判事は24日、州が米環境保護局(EPA)からこの規制につ いて承認を得れば、施行を停止することはできないとの判決を下した。

判決の中でイシイ判事は、負担が重く、順守は難しいからという理由だけ で、排出規制の導入を延期することはできないと指摘。「そのようなビジネス上 の負担を軽減することは、司法の任務ではない」と述べた。

訴えていたのは、GMと米自動車工業会(AAM)、米国際自動車製造業協 会(AIAM)で、米・欧・アジアの自動車メーカー計22社から成る。EPA が同州のCO2排出規制(2016年までに30%削減)を承認すると、自動車業界 は45日以内に順守する義務があり、原告側は負担が重過ぎるとして、同州を相 手取り、施行停止を求めていた。同州は米国の新車販売台数シェアの21%を占 めているが、排出規制をクリアできないメーカーは同州での販売を禁じられる 可能性がある。

EPAは昨年12月、全米規模のアプローチが必要だとして、同州の排出規 制導入をいったん退けているが、民主党の大統領候補指名を確実にしているバ ラク・オバマ上院議員は、大統領に選出されたら、EPAの判断を覆すと公約。 共和党の候補指名が確定しているジョン・マケイン上院議員も同州を支持して いる。

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