三菱自:米工場で1割減産、景気減速やガソリン高受け-6%人員削減

三菱自動車は27日、米国工場で1割減産す ることを明らかにした。景気減速やガソリン高の影響で北米での販売が減少して いるためで、現地工場の生産を減らすことで在庫調整を図る。

三菱自は2008年度の北米販売が前年度を2万台下回る10万4000台になる とみている。このため現地工場の減産と日本などからの出荷調整で対応する。米 イリノイ州にある三菱自の工場では07年度に7万5000台の生産実績があるが、 08年度は「3月末時点の計画で6万9000台となっている」(広報部・稲田開 氏)という。減産に伴い8月までに105人、6%の人員削減を行うとしている。

北米の現地生産をめぐってはトヨタ自動車や日産自動車がピックアップトラ ックやスポーツ型多目的車(SUV)などトラック系モデルの減産に踏み切って いる。現地のゼネラル・モーターズ(GM)が3日にトラック4工場の閉鎖方針 を打ち出したほか、フォード・モーターも20日に北米での追加減産を発表して いる。GMの減産を受けていすゞ自動車は米オハイオ州にあるGMとのエンジン 合弁工場について「来月に生産調整の検討を行う」(いすゞ広報部・有泉直樹部 長)としている。

三菱自の株価午前の終値は前日比4円(2.0%)安の196円、これは年初来 で3.7%高い水準となる。

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