【個別銘柄】輸出、石油株、アバコーポ、東電、スター精、日水、松田

27日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは以下の通り。

輸出関連株:トヨタ自動車(7203)は2.5%安の5040円まで下落。米国で 金融不安が広がっているうえ、原油先物が過去最高値を更新したことから、米 景気の先行きが警戒されている。為替相場ではドル安・円高傾向となっており、 輸出採算の観点からも売りが先行。

石油関連株:国際石油開発帝石ホールディングス(1605)は2.3%高の 133万円まで上昇。26日のニューヨーク原油先物相場は急伸し、一時1バレル =140ドル台に乗せて過去最高値を更新した。リビアが産油量を削減する可能 性に言及したうえ、石油輸出国機構(OPEC)議長が今夏に170ドルに上昇 する可能性があるとの見方を示したことから買いが先行した。原油価格の一段 高は販売価格押し上げなどの効果が見込まれる。

アーバンコーポレイション(8868):一時12%安の302円と急落。転換 社債型新株予約権付社債(CB)を300億円発行すると発表。潜在株式の増加 で1株当たり株式価値の希薄化が進むとみられた。同社では発行によって調達 した資金を借入金の返済に充てるとしている。

日本水産(1332):一時8.1%高の520円と急騰。メリルリンチ日本証券 は26日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」、目標株価を400 円から560円に引き上げた。

東京電力(9501):3.4%高の2625円まで上昇。26日に、燃料高を反映 するよう料金算定基準を見直すと表明した。野村証券では投資判断を「4(ウ エート下げ)」から「3(中立)」に引き上げた。関西電力(9503)も1.1% 高の2380円まで上昇。

スター精密(7718):6.6%安の1653円まで下落。円高に伴う海外収益の 目減りに加え、主力の工作機械が欧州でも売り上げを落としたため、3-5月 期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比13%減の28億円となった。

松田産業(7456):3.2%高の2605円まで上昇。大和総研は26日、貴金 属関連事業での販売量拡大などで4-6月業績が保守的な会社計画を上回ると 判断し、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上 げた。

ダイキン工業(6367):3.3%安の5500円まで下落。同社と中国子会社と の取引にからみ、大阪国税局から移転価格税制に基づく更正通知を受けた。追 徴課税額は地方税などを含め計35億円。ダイキン側は各国の税制に伴い適正 な納付を行ってきたと主張、税当局の決定は納得できないとして異議申し立て を行う。

久光製薬(4530):2%高の4540円まで上昇。開発中の経皮吸収型持続 性がん疼痛治療剤を26日付で新薬承認申請したと発表した。

コーエー(9654):3.3%高の1350円まで上昇。クレディ・スイス証券は 26日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を1700円か ら1800円に引き上げた。

ダイエー(8263):一時7.9%安の638円と急落。同社株の取引が少ない 大阪証券取引所、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所に対し、 7月1日付で上場廃止を申請する。

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