AIGインベ・横山氏:インフレ懸念残るが世界的にリスク回避の動き

AIGインベストメンツのポートフォリオ マネジャー、横山英士氏は27日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビュ ーで、朝方発表の経済指標の分析や債券相場の見通しについて、以下のようにコ メントした。

この日朝方に発表された5月の全国の消費者物価指数(除く生鮮食品、コア CPI)は、前年同月比1.5%上昇と8カ月連続でプラス。6月の東京都区部コ アCPIは同1.3%上昇した。また、5月の鉱工業生産指数は前月比2.9%上昇。 6月の製造工業生産予測指数は同0.9%の低下、7月は同2.2%の上昇となった。

CPIや鉱工業生産について:

「足元は、原油相場が上昇していることもあり、CPIの水準を見ても、イ ンフレはテーマとして当面強く残ると思う。インフレがある一方で、リスク回避 的な動きが世界中で強まっており、いったんは債券買いが優勢になると思う」

「5月の数字については、ほぼ予想通りで、それほど大きな影響はない。6 月、7月の予測指数を考えると、4-6月期は前期比で若干のマイナスというと ころだろう。景況感がこれほど悪化しているのに比べると底堅い推移だと思う」

「来週には日銀短観(企業短期経済観測調査)の発表を控えているが、日本 の経済指標というよりも米国市場の状況の方に目が向いている」

きょうの相場展開と予想レンジ:

「前日の米国市場を見ても、株安・金利低下が進んでおり、世界的にリスク 回避的な動きが顕著となってきている。国内債は大きく買われて始まると思う」

「先物9月物については135円10銭-135円60銭、新発10年債利回りは

1.58-1.63%あたりだと思う。前日の米国市場を考えると1.5%台は想定してい た方が良いと思う」

「当面は若干強めの動きだと思うが、インフレは根強く残っているので、大 きく金利低下というシナリオは考えにくい。1.4%台に入ると戻り売りが強くな ると思うので、1.5%台が良いところだろう」

--共同取材:吉田尚史 Editor:Hidenori Yamanaka,Tetsuzo Ushiroyama

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