米シティとメリルのプットオプション購入を勧める-ゴールドマン

米証券大手ゴールドマン・サックス・グルー プは、米銀シティグループと米証券メリルリンチが来月発表する決算で追加評 価損などを計上する可能性があるとして、両社のプットオプション(売る権利) を購入することを勧めた。

ゴールドマンのデリバティブ(金融派生商品)ストラテジスト、ジョン・ マーシャル氏とスチュアート・カイザー氏は26日付のリポートで、シティは89 億ドル(約9500億円)の評価損を計上する可能性があるほか、オプション取引 で約40%の減配の可能性が示唆されていると指摘。行使価格17.50ドルの7月 限のプットオプションの購入を勧めた。同オプション価格は前日、10%安の54 セントだった。シティのこの日の株価終値は17.67ドル。

リポートによると、メリルは2008年6-8月(第2四半期)決算で42億 ドルの評価損を計上する恐れがある。1-15%の株価下落から利益を得るには、 プット・スプレット戦略を通じて行使価格が30ドルのプットオプション(7月 限)を売って、35ドルのプットオプション(同)を買うことを勧めた。メリル の株価は同日、33.05ドルで終了した。

シティは、7月限のオプションが行使期限を迎える7月18日に第2四半期 決算を発表する予定。メリルリンチの決算発表は7月17日前後の見通し(ブル ームバーグ調べ)。

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