商品高騰の要因は需給、「バブルではない」-バークレイズが上昇予想

英バークレイズ・キャピタルは26日、商 品相場は「バブル」の状態にあるのではないとの見方を示した。銅やアルミニ ウム、トウモロコシ、原油がことし、上昇を続ける可能性が高いと予想してい る。

バークレイズ・キャピタルの商品調査部門責任者、ポール・ホースネル氏 は同日、ロンドンでのインタビューで、2350億ドル(約25兆1000億円)の投 資によって下支えされている商品相場の高騰は「大部分の市場全般における堅 調なファンダメンタルズ(需給関係)によって説明」が可能であると指摘。 「特にバブルが形成されている兆候は、依然として見られない」と述べた。

原油や金、トウモロコシ、すず、銅が過去最高値を更新したことから、26 銘柄で構成するUBSブルームバーグCMCI指数は年初来で28%高騰してい る。原油相場は16日に最高値の1バレル当たり139.89ドルに達した。ホース ネル氏は下期(7-12月)に最高値を更新する可能性が高いとみている。

バークレイズは、向こう3カ月間は、工業用金属のうち銅とアルミが最も 高い上昇率を示す一方、亜鉛は下落すると予想。ホースネル氏は「亜鉛供給の 過剰は依然、かなり弱材料になっているようだ」とし、「同種の商品のうち堅 調な銘柄と軟調な銘柄を判断するパターンはずっと続いている」と語った。

ホースネル氏は、農産物銘柄について、トウモロコシ相場が高騰するなか、 小麦の収穫高が過去最高水準になると予想されるため、小麦相場は下落する可 能性が高いと予想。「中国の需要拡大を背景に、トウモロコシの上昇率は依然 として最高水準を維持している」と述べた。

また、貴金属ではプラチナが「主役」である一方、銀は最も軟調で「金の 上昇相場は現時点では終息している可能性が高い。さらなる勢いが必要だ」と の見方を示した。

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