短期市場:翌日物0.505-0.525%、月末決済を控える-金利先物は続伸

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.505-0.525%付近。四半期末の月末を週明けに控え、決済資金の需要が強 い。月末・月初物(6月30日-7月1日)は資金需要が強い一方、運用側は慎 重化している。

翌日物は26日の加重平均0.506%に対して、外国銀行の調達が0.52-

0.525%、国内銀行の調達は0.505%で推移している。月末・月初物は外銀の調 達で一部0.68%の出合い。調達希望0.65-0.67%に対して、運用希望は0.68-

0.70%となっている。

日銀は午前9時20分の定例調節を見送った。準備預金(除くゆうちょ銀) は前日比3000億円減の5兆2000億円程度。月末を控えて超過準備がやや膨らん でおり、残り要積立額(1日平均4兆4700億円)などから推計した実質的な中 立水準は4兆8000億-9000億円程度とみられる。

27日は資金需給の余裕幅がやや縮小する一方、月末決済の現金担保の需要 は高まる。月末30日の取引は、レポ(現金担保付債券貸借)が0.7%台前半、 コマーシャルペーパー(CP)現先も0.7%台半ばから0.8%台で高止まりし、 ディーラーの持ち高が膨らむCPで資金手当てにひっ迫感が出やすいとみられる。

日銀は2日連続で期日7月1日の本店共通担保オペを実施したが、最低金利 は0.64%と3月以来の水準で高止まりしている。引き続き潤沢な供給オペが期 待される。月末から7月初旬にかけては外銀や国内大手銀行から資金需要が根強 いとみられる。

金先続伸-中短期金利に低下圧力

ユーロ円金利先物相場は大幅続伸(金利は低下)。米国の信用不安再燃と原 油高、ドル安・円高を受けて景気懸念が強まり、株価が大幅下落。利下げ観測の 後退で米短期債の買い戻しが続いており、国内でも中短期金利に低下圧力がかか っている。朝方発表された消費者物価は予想をやや上回る一方、鉱工業生産はほ ぼ予想範囲内だった。

中心限月2009年3月物は前日比0.025ポイント高い99.000で取引を始め、 一時99.015と、5月12日以来の高値をつけている。期先に影響を与える2年ス ワップは1.21%付近と、前日のレンジ1.24-1.26%程度を下回っている。

5月の全国の消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)の前年比上昇率 は1.5%と、ブルームバーグ調査の予想中央値(1.4%)を若干上回った。東京 都区部の6月のコアCPIは同1.3%と、予想中央値(1.1%)を上回った。5 月の鉱工業生産は前月比2.9%上昇で、2カ月連続で低下した反動が出た。

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