1-3月期ニュージーランドGDP:前期比0.3%減-NZドル下落

ニュージーランド(NZ)統計局が27日 発表した2008年1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP)は前期比0.3% 減とマイナス成長になった。前年同期比では1.9%増加した。

信用コスト上昇が内需を圧迫し、干ばつが輸出の妨げとなるなか、NZ経 済はリセッション(景気後退)に一歩近づいた。ブルームバーグ・ニュースが エコノミスト13人を対象にまとめた予想中央値でも、第1四半期は前期比

0.3%減と見込まれていた。また、4-6月期(第2四半期)については、エ コノミスト13人中7人が「マイナス成長」と予想しており、1998年以来のリ セッション入りの可能性がある。

07年10-12月(第4四半期)は前期比0.8%増(改定値)だった。

バンク・オブ・ニュージーランド(BNZ)のシニア・マーケッツ・アナ リスト、クレーグ・エバート氏は「今回の数値は経済成長の小休止ではなく、 長期の経済調整の始まりだ」と指摘。「成長か、それに届かないかが、NZ準 備銀行の方針を左右しそうだ」と述べた。NZ準備銀のボラード総裁は6月5 日、リセッションの可能性を排除できないとの認識を示しており、3カ月以内 に政策金利(現行は年8.25%)の引き下げに動くとみられている。

外国為替市場では、GDP発表後にNZドルが下落。ウェリントン時間午 前10時50分(日本時間同7時50分)時点で1NZドル=0.7537米ドルと、 発表直前の同0.7552米ドルを下回っている。

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