短期市場:翌日物は下げ渋り、月末資金にひっ迫感-日銀潤沢オペ期待

短期金融市場の無担保コール翌日物は下げ 渋りそうだ。足元の需給には余裕があるものの、月末・月初物(6月30日-7 月1日)では需要の高まりと運用の慎重化を受けて、各商品の資金手当てにひっ 迫感も出ている。引き続き日本銀行の潤沢な資金供給オペが期待される。

26日の加重平均金利は0.1ベーシスポイント低下の0.506%。準備預金5.5 兆円のもと、0.51-0.52%で推移。昼前に0.50-0.51%に落ち着き、午後は一 部0.50%を割り込んだ。27日スタート分は0.525%程度、ユーロ(オフショ ア)円は0.54%程度、レポは0.58-0.59%だった。

月末・月初物は、レポ(現金担保付債券貸借)が0.72-0.73%、無担保コ ールは0.62-0.78%、コマーシャルペーパー(CP)現先は0.75%から0.8% 台となっている。日銀の潤沢供給で手当ては進むものの、市場での運用は少なく、 特にディーラーの持ち高が膨らむCPで資金手当てにひっ迫感が出ている。

日銀は2日連続で期日7月1日の本店共通担保オペを実施したが、最低金利 は0.64%と3月以来の水準で高止まりしたままだ。外銀は中間決算に当たる月 末から7月初旬にかけて調達が強いうえ、月末・月初物では無担保コールと有担 保コールの両方で調達意欲を見せる国内大手銀行もあるもようだ。

調節見送り予想-準備預金5.2兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は8000億円増加 の9兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は3000億円減少の5兆 2000億円程度になる見込み。市場では調節見送りの予想が多い。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆4700億円)と積み終了先(26日は 3800億円)から推計した実質的な中立水準は4兆8000億円程度とみられる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE