カナダ国債:2年債は2週間で最大の上昇-金利据え置き観測強まる

カナダ2年物国債相場はこの2週間余りで 最大の上昇となった。トレーダーらの間で、カナダの政策金利が据え置かれる との観測が強まった。

2年債の利回りは、カナダ銀行のカーニー総裁が政策金利である銀行間の 翌日物貸出金利の目標水準を3%で据え置く予想外の決定を発表した10日以 来で最低となった。カナダ銀行はそれ以前、米主導による景気減速の影響回避 を目指し、昨年12月以来のすべての会合で利下げを実施してきた。

スコシア・キャピタルの為替トレーディング担当ディレクター、スティー ブ・バトラー氏(トロント在勤)は「北米の中央銀行は目先、金利を据え置い ており、債券相場を若干押し上げている」と説明し、「市場は成長リスクについ てかなり懸念している」と指摘した。

トロント時間午後3時12分(日本時間27日午前4時12分)現在、カナ ダ2年債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは9ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下の3.15%と、10日以来の低水準となった。 下げ幅は11日以来で最大。価格は16セント上げて、101.12カナダ・ドル。

カナダ・ドルは4日ぶりに軟化し、前日比0.3%安の1米ドル=1.0120 カナダ・ドル(1カナダ・ドル=0.9880米ドル)。前日は1.0094カナダ・ド ルだった。カナダ・ドルは米ドルに対し、今四半期に入り1.3%上昇している。 年初来では1.4%の下落。

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