米トウモロコシ:最高値を更新、バフェット氏の発言でヘッジ需要拡大

シカゴ商品取引所(CBOT)では26日、 トウモロコシ相場が今月に入って9回目の過去最高値更新となった。大豆相場も 上昇した。米金融当局がインフレを抑制できないとの観測が高まり、ヘッジ手段 としての商品の投資需要が拡大した。

米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)、 ウォーレン・バフェット氏は25日、インフレ高進下で景気が減速する「スタグフ レーション」を懸念していると述べた。米連邦準備制度理事会(FRB)は同日、 連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合を開き、フェデラルファンド(F F)金利の誘導目標を据え置くことを決めた。声明は「インフレ期待の上振れリ スクは拡大した」としている。FOMCは昨年9月以降、7回連続で利下げを実 施していた。

MFグローバル(シカゴ)の1部門であるフォックス・インベストメンツ (シカゴ)の市場アナリスト、グレッグ・ハント氏は「バフェット氏の発言が投 資家による商品投資の再開のゴーサインになった」と指摘。「バフェット氏のス タグフレーションに関するコメントが、投資家が株式を売り商品を買う行動にス イッチを入れたようだ」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前日比23セント(3%) 高の1ブッシェル当たり7.88ドル。一時は値幅制限いっぱいの30セント上昇し、 最高値の7.95ドルに達した。大豆先物相場11月限は、前日比36.5セント (2.4%)高の1ブッシェル当たり15.615ドルと、11日以降で最大の上昇率を示 した。

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