第一三共:支払額の半分を新規に調達の方針-ランバクシー買収で

第一三共は、インドの医薬品最大手ランバ クシー・ラボラトリーズの経営権取得で、支払額46億ドル(約5000億円)の 半分を新たに調達する資金で賄う。

第一三共の庄田隆社長は26日にインタビューに応じ、今月合意したランバ クシー買収に向けた資金調達では、銀行からの借り入れとともに社債発行も 「選択肢の1つ」だと述べた。残りの半分は手元資金で賄う方針だという。手 元資金について「日常の運転資金としては2000億円ぐらいをきっちり持って いる必要がある。それ以外を事業拡大に向けていく」と語った。同社長によれ ば、買収は今期(2008年4月-09年3月)中に完了する。

庄田社長は今回の買収の効果に言及し、「基本的に営業利益段階では初年 度からプラスに寄与するだろう。のれんの償却前EPS(1株当たり利益) 上は10年度ではないか」と述べた。今後の買収戦略については、「これで打ち 止めということではない」と言明した。

同社長は株主への還元にも触れ、「配当もそうだし、自社株買いもそうだ し、 07年から09年度のなかでも方針として出しているのでこれもしっかりやって いきたいと思っている」と説明した。

26日の東京証券取引所では、第一三共の株価は前日比75円(2.7%)高の 2910円で終了した。

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