NY原油(26日):一時140ドル台に高騰、リビアの減産警告に反応

ニューヨーク原油先物相場は急伸、 一時140ドル台と過去最高値を更新した。リビアが産油量を削減する可 能性に言及したことに加え、石油輸出国機構(OPEC)議長は今夏に 原油相場が170ドルに上昇するとともにドルが下落する可能性があると の見方を示した。

リビアはテロの犠牲者に代償として他国政府の資産を手に入れるこ とを容認する米国の法律に抗議し、産油量削減の可能性に言及した。ま た、仏ニューステレビ局「フランス24」はOPECのヘリル議長が欧州 中央銀行(ECB)の利上げに伴い原油相場が急伸する可能性を指摘し たと報じた。25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据 え置き決定を受けてドルが下落するなか、この日は原油と金、銅相場が そろって上昇した。

サミット・エナジー・サービスの商品アナリスト、ブラッド・サン プルズ氏は「リビアのコメントが相場上昇につながっている。リビアの 産油量は世界の約2%に過ぎないが、供給がひっ迫していることから少 しの減産も影響を及ぼす」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物 8月限は前日比5.09(3.78%)高の1バレル=139.64ドルで取引を終え た。

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