NY金:急反発、過去2年で最高の上げ-米早期利上げ観測の後退で

ニューヨーク金先物相場は急反発。過去 2年で最高の上げとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレ抑 制のための利上げを早期には実施しないとの思惑から買いが膨らんだ。

FOMCは25日の定例会合で、インフレ期待の高まりを認識しながらも、 政策金利を2%で据え置いた。石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長(ア ルジェリア・エネルギー鉱業相)は原油相場が今夏にバレル当たり170ドルを 付ける可能性があると述べた。今年はドルが対ユーロで最安値を更新し、エネ ルギーやトウモロコシなど商品相場が高騰する中、金は3月17日に1オンス =1033.90ドルと最高値を記録した。

プロスペクター・アセット・マネジメントのレオナード・カプラン社長は 「FOMCはインフレが主な懸念事項であるとの見解を示したが、何も手は打 たないだろう。それが金買いを誘っている。ドルは再び売りを浴びるだろう」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は 前日比32.80ドル(3.7%)高の1オンス=915.10ドル。中心限月としては 2006年6月30日以来の大幅な上昇率。

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