北朝鮮:核申告を実施、合意を履行-米国はテロ支援国家指定解除へ

北朝鮮は26日、核施設・物質のリストを 提出した。2005年9月の6カ国協議での合意に基づいた申告を実施した。これ を受けて、米国は北朝鮮のテロ支援国家指定と一部の制裁措置を解除すると表 明した。

北朝鮮による申告の遅れで、協議は数カ月、滞っていた。ブッシュ米大統 領はホワイトハウスで、「米国は北朝鮮の政治体制に幻想は抱いていない」と しながらも、「この日の進展を歓迎する」と述べた。

来日中のライス米国務長官は26日、6カ国協議の参加国は今後、北朝鮮の 申告に基づき、同国の核兵器開発について状況の把握を目指すと語った。ライ ス長官は京都で、「事態は前進した」として、「今後45日間の検証の過程で北 朝鮮の協力を得られるものと考えている」と語った。

米国務省は20年前に、北朝鮮をテロ支援国家に指定した。国務省の高官は、 敵国通商法に基づく貿易制裁の解除は主として、北朝鮮を敵と見なさないこと を示す象徴的なものだと述べた。人権侵害や核実験実施を理由とした他の制裁 は継続するという。

北朝鮮は07年2月に、米国と日本との国交正常化や燃料支援を見返りに核 施設の無能力化を約束していた。

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