アジア株:MSCI指数、6日ぶり反発-米FOMC声明を好感

26日のアジア株式市場では、MSCIアジア 太平洋指数が6営業日ぶりに反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)が25日発 表した声明で、消費者支出が改善したとの見方を示したことを受けて、輸出の伸び に対する期待が高まった。電機株と金融株が高い。

売上高の27%を米市場から稼ぐソニーはここ3週間で最大の上昇となったほ か、任天堂は5カ月ぶり高値を付けた。資産規模でオーストラリア2位の銀行、コ モンウェルス銀行も高い。同行が新たな増資は必要ないと発表したことが好感され た。

ゴールドマン・サックス・グループは26日、シティグループが2008年4-6 月(第2四半期)に追加評価損を計上する可能性があるとの見方を示し、米証券各 社の株式投資判断を引き下げた。これを受けて、アジア株の上げ幅は縮小した。

CJアセット・マネジメントで13億ドル相当の世界株運用に携わるクリスチ ャン・ジン氏(ソウル在勤)は、「FOMC声明が示唆しているように、大手投資 銀行が破たんの危機にあった時期よりも状況は明らかに改善されつつある」と指摘 した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時11分現在、前日比0.2%高 の138.49。日経平均株価は前日比7円60銭(0.1%)安の1万3822円32銭で終 了した。

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